~Keep on going!(キープ オン ゴーイング!)~
結果に満足せず、探究心を以って酒質向上に取り組む、
それが寿虎屋酒造酒造りの姿勢です。
昨日、工業技術センターにて山形県研醸会学習会が催され、参加してまいりました。
山形県研醸会は、
山形県内技術者の技術研鑚と情報交換、仲間作りを行なうため、
結束力と情報交換力に優れていた既存の杜氏組合を超えるような
技術的な中身の濃い集団を作ろうという思いから設立されました。
今年で31周年を迎えます。
会としては、全国鑑評会出品酒検討会、
研究班(酵母班、酒米班、市販酒班)による活動、
新酵母の開発、他県に類を見ない会員相互のオープンな技術交流等様々な活動により、
それぞれの蔵の独自性を創り上げ、
山形酒全体の酒質向上、底上げに大きく貢献。
全国鑑評会や市販酒コンテスト等では常に上位を占め、
産地イメージでも永年他県を圧倒し、今日の吟醸王国山形の礎を築き上げが認められ
総じて柔らかく、きれいな酒の山形酒は地理的表示GI「山形」取得に至っております。
諸先輩方のこれまでの取り組みに感謝しつつ、
定期的に行なわれる勉強会、
積極的に参加し弊社の酒質向上につなげて参りたいと思います。
~keep on going!(キープ オン ゴーイング!)~
結果に満足せず、探究心を以って酒質向上に取り組む、
それが寿虎屋酒造酒造りへの姿勢です。
~秋あがり発売開始!~
「純米吟醸 霞城寿 冷やおろし」
夏を越えまろやかな深みのある味わいが特徴。この季節にしか味わえない日本酒。
山形県認定「DEWA33」並びに
GI[山形」をダブルで取得。
(山形県産「出羽燦々」精米歩合50%使用)
お刺身、お寿司中心の会席料理から肉じゃが、いも煮会、煮込みなどの家庭料理までよくあいます。
ナッツ類との食べ合わせは格別な味わいをお楽しみいただくことが出来ます!
「ひやおろし」とは?
搾りたての新酒を一度火入れしてから貯蔵し、
貯蔵庫で夏の期間、熟成させ、
秋口になって「冷や」のまま「出荷する」(卸す)ことを
「冷(ひや)卸し(おろし)」と言います。
冬に絞ったまま出荷した(卸した)「生酒」がフレッシュな味わいであるのに比べ、「ひやおろし」は
一度火入れを加えた後に、貯蔵庫で夏の期間寝かせてあるため、
程よく熟成がすすみます。
そのため絞りたての際の粗さが取れ、味わいにまろやかな丸みと、
味わい深さを楽しめるのが特徴です。
「秋上がり」とは?
「ひやおろし」が夏場を越して良質に熟成した日本酒を出荷することを
意味するのに対し、
「秋上がり」とは、夏を越えて秋になって香味が円熟し旨味がのった
(熟成した、酒質が向上した)ことを指します。
逆に、うまく熟成しなかった(酒質が向上しなかった)場合は
「秋落ち」と言います。
<まとめ>
「ひやおろし」と「秋上がり」の両者は
秋の季節限定酒を表すという点では同じですが、
夏を越して秋口に良質に熟成した状態のことを
「秋上がり」と呼び、
「秋上がり」した日本酒を製品として出荷することを
「ひやおろし」と表現しています。
どちらも夏を越して、まろやかな深みのある味わいが特徴で、期間限定の日本酒となります。
秋がすぎてしまう前に是非季節限定の味わいをお楽しみ下さい!