山形は知る人ぞ知る
啓翁桜の名産地。
山形産けいおう桜を愛でながら
ホテルメトロポリタン山形において、
今年9回目を迎えた恒例の
「冬のさくらキャンペーン2018・日本一早いお花見会」
が開催されました!
会場はとにかく豪華絢爛。晴々と
桜の花の持つ存在感、迫力に魅了されました!(フローリストのセンス・技術も素晴らしい)
さて、お花見に欠かせないのが日本酒、という事で・・・
山形市内の3蔵元で地酒を提供いたしました。
三蔵・さんくら・さくら・桜❀・・・です!
和やかに、地酒は飲み比べも楽しいですね!
弊社提供酒は*無濾過槽前原酒 純米吟醸三百年の掟破り(GI山形認定酒)
*純米霞城寿 (山形セレクション・GI山形認定酒)
*吟醸生酒霞城寿 300ml(GI山形認定酒)
一流料理人が手掛けたお料理とGI山形・各種金賞受賞酒とのコラボは
参加された方はかなりお得なイベントでした。
また、来年も楽しみです!
日本の台所を昔から脇役として支え続けてきた酒粕。
お料理にコクを加え、美味しくする調味料としてはもちろん、
豊富に含まれるレジスタントスターチ・レジスタントプロテインは
コレステロールを下げたり、ダイエットに働きかける成分として
知られています。
この度、酒粕の健康効果に新たな発見です!
実は最新研究で、肌のコラーゲンをアップさせることが判明したそうです。
しかも、その効果はコラーゲンを作り出す細胞が減っている
40代以上にこそ発揮されるという優れものです。
酒かす摂取でコラーゲン量UP!
金沢工業大学の研究で、酒かすや日本酒に含まれる「α-EG」という成分が、
コラーゲンを作り出す線維芽細胞に働きかけ、
増殖を促進することが分かったそうです。
「α-EG」は、熱にも強いので、加熱調理をしても効果は変わりません。
1日50グラム(甘酒1~2杯分)の摂取を
2週間続けることで効果が期待できるそうです。
飲んで、食べて綺麗になれるのですね!しかもリーズナブル!
難しい料理という概念を捨てて、毎日の食卓に「ちょいたし」して、
手軽に摂取してみてはいかがでしょうか?
おすすめは、味噌汁や味噌ラーメン、鍋料理、出来あがった状態にちょいたし。
簡単にしかも美味しく摂取出来ます!
もちろんお肉・お魚・野菜の粕漬けや本格粕煮は間違いのない美味しさです。
山形県の郷土料理で、日本海で獲れた寒鱈・岩ノリを
味噌、酒粕で味付けしてつくる「どんがら汁」があります。
寒い冬、アツアツをいただきます。
日本酒・酒粕が
美肌つくりのお役に立てるなんて光栄です!
本日、日本中が大雪。
今宵はどんがら汁と御燗酒であたたまりませんか。(#^.^#)
この度、日本一の純米吟醸と評されました
最高金賞受賞酒 「純米吟醸 霞城寿 出羽燦々」
好評発売中です。
<純米酒大賞2017純米吟醸酒の部・最高金賞受賞>
山形県開発酒造好適米「出羽燦々」100%使用 。
柔らかく、上品・フレッシュな吟醸香とまろやかな味わいが特徴。
山形県認定「DEWA33」とGI「山形」を取得。
GI「山形」の特徴が色濃いきれいなお味の日本酒です。
お刺身、お寿司、懐石料理、から肉じゃが、いも煮会、家庭料理までよくあいます。
ナッツ類との食べ合わせは格別な味わいをお楽しみいただくことが出来ます!
中でも特におすすめは、クリームチーズを一口、お酒と一緒に味わいいただく・・・
この組み合わせは最高です!
日本一の純米吟醸酒を是非お試しください!
2017ミス日本酒グランプリ 田中梨乃さん
東京「八芳園」でおこなわれた純米酒大賞2017表彰式に華を添えて下さいました。
どうもありがとうございました。
日本酒のトレンドは「テロワール回帰」!
山形市高瀬地区のテロワールを存分に活かした日本酒「霞城寿」ということを念頭におき日本酒造りに邁進し続けている弊社。ある方が弊社と同じ考えで地酒とテロワールについて語って下さっておりました。実に光栄です!
その土地の文化、人柄、歴史、料理、娯楽が垣間見える。
それが「お酒」というもの
最近の日本酒の注目すべきトピックスとして「テロワール回帰」がある。テロワールは、ワインの世界でよく使われる言葉で、ワインには何らかのテロワールがバックグラウンドにあって、その影響をもって生まれるという考え方。
狭義でいえば、ブドウ栽培に対するその土地の立地、日照、気温、土壌(地質)、水質などを指し、広義でいえば風土そのもの、つまりその土地の文化、人柄、歴史、料理、娯楽にまで話は及ぶ。そもそもブドウ栽培やワイン醸造とテロワールにどこまで結びつきがあるのかというのは議論になっているのだけれど、広義の意味でのテロワールを、それがたとえ科学的、化学的根拠が乏しくとも採用したい。
地酒としての「テロワール」を感じられる酒を日常で楽しもうではないか!?
さて、日本酒だ。日本酒は、元々は地酒だった。その土地でしか飲めないものであり、その土地の原料を用いて造られた酒。いや、そういうと格好いいが、時代を古代から江戸時代あたりまでさかのぼれば、全国的に流通させる意味もないし、そもそも足の速い生酒をちゃんと生のまま運べるロジスティクスがあったわけでもない。
江戸時代に「火入れ」という手法が採用され、その後、物流の発展とともに全国に同じ品質の酒を供給できるようになったのは実質的には戦後のこと。また、この間、優れた造り手であるとされる南部(岩手エリア)、越後(新潟エリア)、丹波(兵庫エリア)の各杜氏が全国の酒造りを指導し品質を上げていく。
そして近年では、純米大吟醸などに適した、兵庫の山田錦を代表する優れた米が全国から入手できるようになった。それは革新的なことであり、酒造りに関わる人たちの英知であり、酒を求める人たちの純粋な欲望という需要であった。
だが、一方で、地酒であった日本酒からテロワールは奪われることになる。極端に言えば、青森の蔵元が兵庫の優れた酒米・山田錦を使い、越後杜氏のスタイルで醸す。そこにテロワールがあるのだろうか。青森の冬、青森の海の幸、青森の酒場で飲む酒として面白いものなのだろうか。
もちろん、どこかの最高の米を使って、その土地の水を使って、ここではない場所の優れた杜氏がどこかで造った、というこのケミストリーは興味深いし、それを楽しんでみたいとは思う。けれども、それはまた別の話として、地酒としてのテロワールを感じられる酒も日常で楽しみたい。
日本酒のトレンドは「テロワール回帰」である
今は、次の革新であり英知として、生酒が全国に流通し、適切な管理の下で提供される仕組みが作られている。そういう酒を丁寧に扱ってくれる店も増えている。居ながらにして、日本酒を通して、日本各地の文化・風土を感じられる。革新、進化を目指していたらそこにあったのは回帰。これをいただく。なんとも贅沢じゃないか。
テロワールに根差した日本酒造りに注力している蔵元はどんどん増えている。つまりは自分たちの土地で育てた米を使い、水を使い、この地の風土をリスペクトした酒造り。その土地独自の手法を復活させたり、その土地の食と合うテイストを追い求めたりする取り組みを行っている蔵元もある。
また、地域にこだわった酒をセレクトするなど、テロワールを意識した飲食店も増加中だ。取り組み方は様々だが、いずれにしてもこうして生まれた日本酒は、その土地の文化・風土の伝道師だと思う。
以上
~引用文~
どうもありがとうございました。
本日の山形は雪・雪・雪
新年あけましておめでとうございます。
良き新年をお迎えのことと存じます。
常日頃の並々ならぬご厚情に深く感謝致します。
山の向こうのもう一つの日本・山形の大自然に育まれ、
日本酒を醸し出せる喜びを
味わいを通して世界の皆様にお伝えできる一年にしたいと思っております。
本年も昨年同様、御指導の程どうぞ宜しくお願い申し上げます。
寿虎屋酒造株式会社