今の時期になると虎屋の蔵人は皆、
自然と心新たに造りと向き合う準備を始めるようになります。
今期は若手蔵人を増員し、29BYの酒造りがはじまります!
勉強会、呑み切りを経て・・・
厳粛にご祈祷。
ホラ貝の音に身を引き締め、
良い酒が醸されますように、そして、造り期間の安全無事を祈ります。
三百年間脈々と続けてきた年間行事です。
準備万端。
虎屋の酒造り、いよいよ本格始動です!
酒質第一の酒造り、真摯に取り組んで参ります!
今期は新たなチャレンジも盛り沢山。
皆様、楽しみにお待ち下さいませ。(#^.^#)
みなさん、8月24日は「愛酒の日」ってご存知でしたか?
お酒を愛してやまなかった歌人・若山牧水(わかやまぼくすい)の誕生日が1885年のこの日であったことから、「愛酒の日」となったという経緯があるようです。
「人の世に たのしみ多し 然れども 酒なしにして なにのたのしみ」
など、若山牧水は酒にまつわる歌を多く発表しています。
“のんべえ” 歌人が生まれた日、記念日を言い訳にして、
週末、美味しいお酒に舌鼓を打ってみるのも・・・♪
【自然と酒を愛した歌人、若山牧水】
そもそも「愛酒の日」が生まれるきっかけとなった若山牧水という歌人は、
どんな人物なのでしょうか。
牧水は宮崎県東臼杵郡東郷村生まれ。
早稲田大学在学中から作歌、執筆活動に入ります。
若い頃は人妻との道ならぬ恋、友人である石川啄木の死、家業を継ぐよう故郷に連れ戻されるなど、苦悩多き日々を過ごしたようです。
当時の代表作に青春の哀歓を歌った歌集『別離』があります。
その後は沼津の自然と風土に魅せられたことをきっかけに、一家をあげて移住。
1928年に43歳の若さで亡くなるまで、歌集「山桜の歌」を発表するなど精力的に活動していたのだそうです。千本松原の保存運動を行うなど、お酒と同じくらいに自然をも愛した方だったようです。
~「お酒の美味さを詠んだ句」をどうぞ~
「白玉の 歯にしみとほる 秋の夜の 酒はしづかに 飲むべかりけり」
しみじみと、歯にしみいるほどの至極の一滴……。
秋の夜に吹く気持ちいい風と相まって、
さぞかし美味しいお酒だったであろうことが想像できる歌です。
かつて牧水さんが過ごした至福の時に思いを馳せて、
今夜は日本酒で一杯・・・
皆さんも一句詠んでみませんか?(#^.^#)
そ・し・て・・・
いつの世も「お酒はほどほどに」が鉄則なのかもしれません。
お酒が美味しくいただけるのも、健康な体あってこそ……!
<山形県産のリンドウで一種生け>
寿虎屋酒造・GI「山形」の日本酒を皆様に・・・
東急百貨店・吉祥寺店にてお買い求めいただけます!
<東急百貨店 吉祥寺店>
【催名】「第6回山形県の観光と物産展」
【日程】9月7日(木)~9月13日(水)の7日間
【時間】10:00~20:00(最終日は17時終了)
【会場】東急百貨店 吉祥寺店 8階催物場
世界最大級のワインコンペティション
インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2017 SAKE部門
大吟醸の部でGOLD MEDALを受賞!
そして・・・
全米日本酒歓評会2017でもダブルで金賞を受賞した
大吟醸「寿久蔵」、純米酒「純米 霞城寿(山形セレクション)」の2種類販売いたします。
皆様どうぞお越し下さいませ。
<大吟醸「寿久蔵」>
<純米 霞城寿(山形セレクション)>
花笠まつりは、年々踊り手さんが増え、
今年は過去最多の参加人数にてのパレードとなっています。
踊り方も日本舞踊の美しさを持つ「正調花笠おどり」の他
ダイナミックな雄々しいおどりの「回し花笠」など様々。
山形が生んだ芸能人も多数参加で華やかに盛り上がっています!
寿虎屋酒造は江戸享保年間より、
「花笠まつり」のメインストリート七日町に酒蔵があったことから、
七日町の発展には多大なる貢献をしてきた歴史があります。
平成元年には高瀬地区(大字中里)に移転しましたが、
現社長は、長年続けた朝掃除などの商店街活動の功績が認められ、
「七日町商店街永年名誉会員」に任命されており、
寿虎屋酒造は今も裏方としてお祭りの盛り上がりをお手伝いしています。
<正調花笠おどり>
<回し花笠で有名な山形大学四面楚歌>
4日のプレイベントの「地酒まつり」は大盛況のうち完売!
地元テレビ局のTUYに出演し、山形の美味しい地酒のPRをさせていただきました。
<地酒祭りTVインタビューの様子>
お祭り会場には「ひよっこ」でおなじみの昔のバス(山交バス)や「蔵王大権現」などもお目見え。
ドラマの中で奥茨城を走っているバス。山形のバスが大活躍!
花笠まつり会場の「ほっとなる広場」では「吟醸生酒 霞城寿」を召し上がっていただけます!
花笠パレードも本日最終日ですが、この機会に是非、山形市の地酒「霞城寿」と共に
お過ごしください!