純米吟醸酒・日本一の蔵が誇る自信作
お待たせいたしました!
「無濾過 槽前原酒 三百年の掟やぶりシリーズ」第2弾
「無濾過 槽前原酒 純米吟醸 三百年の掟やぶり」順次発売開始です。
~無濾過槽前原酒 純米吟醸 三百年の掟やぶり~
山形県開発酒造好適米「出羽燦々 精米歩合50%」と山形県開発酵母使用。
芳醇な吟醸香が漂い、甘味と酸味の調和のとれた深みのある味わいが楽しめます。
寿虎屋酒造のこだわりとして酒米と酵母以外に、水があります。
数多くの酒蔵が存在する中、弊社で使用する水は
他社には絶対に真似の出来ない大自然からの恵み、自慢の一つです。
自社井戸より湧き出る地下水は、紅花の里・高瀬地区の地層の特徴から
蔵王連峰(樹氷で有名)の雪溶け水が
400年以上かかって浸透して出来あがった
地下水・蔵王山系伏流水軟水。
山形蔵王の樹氷
仕込水以外にもタンク洗浄、壜洗浄、草花への水やりなど酒蔵運営には
全てこの蔵王山系伏流水を惜しげもなく使用しています。
水質の良さは、弊社北側を流れる「村山高瀬川」1級河川の様子でも
自然の生態系が証明してくれています。
夏にはホタルが飛び交い、秋には鮭が遡上します。
~無濾過槽前原酒 純米吟醸 三百年の掟やぶり~
蔵人しか飲めなかったしぼりたての日本酒、無濾過 槽前原酒。
その美味しさは評判となり、是非飲んでみたいという御客様のご要望に応え、
弊社はいち早く製品化を試みました。
「三百年の掟やぶりシリーズ」は
受注生産・数量限定品のため、売り切れ御免となります。
店頭にてお見かけの際はどうぞお買い求め下さいますようお願い申し上げます。
祝!~日本一の純米吟醸酒~ 御礼
この度、「純米酒大賞2017」純米吟醸の部において、
弊社の「霞城寿 純米吟醸 出羽燦々」が日本一!最高金賞を受賞いたしました。
(審査会は東京麹町のホテル「東京グリーンパレス」において
87蔵の出品酒204点を厳正に審査。)
春にいただいた、世界最大級のワインコンペティション
インターナショナルワインチャレンジ(IWC )2017SAKE部門での
GOLD MEDAL 受賞、
全米日本酒歓評会2017、金賞受賞に引き続きの受賞ということで、
大変嬉しくもあり、身の引き締まる思いでもあります。
江戸享保年間より日本酒一筋に三百年、
脈々と続く技術研鑽に新たな1ページを残すことが出来ました事、
これまで技術指導いただいた先生方、関係者の皆様、
消費者様に心から感謝申し上げます。
これらを励みに、ますます日本中、世界中から称賛される酒蔵へと成長する様、
精進するつもりでおります。
酒質第1主義・唯一無二の金賞蔵としての自覚と責任を持ち、
皆様によろこんで頂ける日本酒造りに努めて参りますので、
今後共お引き立て下さいますよう宜しくお願い申し上げます。
<弊社使用酒米・出羽燦々について>
山形県の酒造業界は、20年ほど前より、山形県全体の酒の品質向上をめざして、工業技術センターを中心に研究開発をすすめてきました。まず、全国に先がけて吟醸酒の開発に取り組み、「山形讃香」を開発し、続いて酵母の研究開発を様々な角度から行ない「山形酵母」「清々酵母」などを発見しました。その結果各蔵の品評会での入賞率が飛躍的に増加しました。同時に県独自の酒造好適米の開発活動を開始しました。その間約11年間、山形県農業試験場がついに素晴らしい酒造好適米「出羽燦々」を生み出しました。
この「出羽燦々」を使った純米吟醸酒を「DEWA33(でわさんさん)」と名付けました。
出羽燦々名前の由来
山々に囲まれた山形県は多くの名山があります。最高峰は鳥海山の2237m、2000mの高さまで6山、1400mまで33山を数えます。この33と「出羽燦々」「出羽山々」などをヒントに「DEWA33」が生まれました。
出羽燦々」で醸した酒が、純米吟醸酒「DEWA33」です。これには次のような酒質基準が求められます。
- 「出羽燦々」を100%使用していること
- 純米吟醸酒であること
- 精米歩合55%以下であること
- 山形酵母を使用していること
- 山形オリジナル麹菌「オリーゼ山形」使用のこと
これらの基準に適合し、厳正な審査会を通って初めて「DEWA33」の称号が与えられ、「純正山形酒審査会認定証」が貼られます。山形の酒の誇りと責任の証しです。
~秋あがり発売開始!~
「純米吟醸 霞城寿 冷やおろし」
夏を越えまろやかな深みのある味わいが特徴。この季節にしか味わえない日本酒。
山形県認定「DEWA33」並びに
GI[山形」をダブルで取得。
(山形県産「出羽燦々」精米歩合50%使用)
お刺身、お寿司中心の会席料理から肉じゃが、いも煮会、煮込みなどの家庭料理までよくあいます。
ナッツ類との食べ合わせは格別な味わいをお楽しみいただくことが出来ます!
「ひやおろし」とは?
搾りたての新酒を一度火入れしてから貯蔵し、
貯蔵庫で夏の期間、熟成させ、
秋口になって「冷や」のまま「出荷する」(卸す)ことを
「冷(ひや)卸し(おろし)」と言います。
冬に絞ったまま出荷した(卸した)「生酒」がフレッシュな味わいであるのに比べ、「ひやおろし」は
一度火入れを加えた後に、貯蔵庫で夏の期間寝かせてあるため、
程よく熟成がすすみます。
そのため絞りたての際の粗さが取れ、味わいにまろやかな丸みと、
味わい深さを楽しめるのが特徴です。
「秋上がり」とは?
「ひやおろし」が夏場を越して良質に熟成した日本酒を出荷することを
意味するのに対し、
「秋上がり」とは、夏を越えて秋になって香味が円熟し旨味がのった
(熟成した、酒質が向上した)ことを指します。
逆に、うまく熟成しなかった(酒質が向上しなかった)場合は
「秋落ち」と言います。
<まとめ>
「ひやおろし」と「秋上がり」の両者は
秋の季節限定酒を表すという点では同じですが、
夏を越して秋口に良質に熟成した状態のことを
「秋上がり」と呼び、
「秋上がり」した日本酒を製品として出荷することを
「ひやおろし」と表現しています。
どちらも夏を越して、まろやかな深みのある味わいが特徴で、期間限定の日本酒となります。
秋がすぎてしまう前に是非季節限定の味わいをお楽しみ下さい!