~山形の日本酒・寿虎屋酒造株式会社~梅酒の櫂入れ
2017年02月06日
(梅酒の櫂入れ)
7月に漬けこんだ梅酒のタンクの櫂入れが行われました。
色は薄い琥珀色。
寿虎屋酒造では梅酒を約半年漬けこんだ頃に櫂入れをおこなっていますが、ひと手間を惜しまず行なうには訳があります。
それは、酒質の途中経過を確認するだけでなく、梅エキス抽出素材として櫂入れを行なわなければならないほど大きいブロックの氷砂糖を使用しているからです。
天然素材の氷砂糖、ゆっくり溶けだした糖分が高濃度でタンクの底に存在するため、櫂入れすることで均一な濃度になるのですが、そうすることで梅の中心からのエキスを余すことなく抽出することができるのです。
出来あがった梅酒の中の梅は、「梅漬け」の美味しい梅のイメージとは全く違い、形はとどめているものの、梅の美味しい成分は全部溶けだしてしまっているためテイストはいいものではありません。弊社の梅酒の梅はそこまで完璧に抽出されます。
① オール山形産良質の梅を使用、
② 手間暇を惜しまず蔵人皆で一粒一粒に手をかけ軸を取り、洗う。
③ 山形県産酒造好適米と自社井戸より湧き出る蔵王山系伏流水(最高のミネラルウオーターと評されています)で醸しだした日本酒原酒を使って
④ 低温でゆっくり漬けこみ熟成させて醸した梅酒。
いかがでしょうか。
美味しくないわけがありません。
通年商品としておいてございますので、どうぞ「GI山形」の蔵元が醸し出した芳醇な「霞城寿 梅酒」をご賞味下さいませ。
至福の時間をお約束します。
好評発売中!